ハッチポッチステーション=クインテット>>>>>>>>>>フックブックロー
こんな感じか。
子供がわからないネタばっかりやっていてもなおなんとなく面白いと感じさせるハッチポッチステーションの手腕はさすがだった。グッチさん、こぶ平ことジャーニー、ダイヤさんエチケット爺さんのトーク能力の高さ故、おそらくアドリブと思われるやりとりが面白いんだなあ。
そしてクインテット。ハッチポッチに比べ明確なテーマができたためか、コントにも歌にも必然性が生まれた。人間アキラさんが鏡の前を通ると人形アキラさんが映っているコント?は傑作。歌のレベルも高く、ボレロをひたすらボレロボレロ歌ったり、スコアさんが白鳥の湖に合わせてそばのメニューを延々言い続ける歌は最高。キャラもみんないい。
それらに比べると劣ってしまうのがフックブックロー。けっさく君の歌唱力は半端ないし、選曲のセンスもいいが、コントはイマイチだし、なぜ本屋なのに歌うの?という疑問もある。なにより、仲の悪い登場人物がいるのが問題で、しおりとリリックの間の確執は無視できない。そもそもなぜリリックはけっさくにしかニンゲン語で話さないのか。かぞえ〼のコーナーは、いろいろな物の数え方をレクチャーするコーナーだが、取り上げるものが~本、~個で数えられるものばかりで、やる意味あるのか?と思う。馬の鞍と蔵を数え分ける回はどちらも珍しい数え方なのでよかった。あとは他のコーナーもダジャレ頼りになってしまっているのも残念。あまり人気が出なかったのか、Eテレの歌う人形劇枠は今期はなくなってしまった。
序列はこんなもんだろうか。人形劇を愛する者としては今後の展開に期待といったところ。