僕が定期的に観返すアニメに「バーテンダー」がある
2006年に放送されたアニメだそうだ
原作は城アラキの同名の漫画
内容はざっくり言うと「酒やカクテルのウンチクでお客さんの悩みを解決したり人生っていろいろだよね～って話と絡めたりする」ようなやつ
原作は一巻だけちらっと読んだことがある気がする
まあアニメは言ってしまうとつまらない
深夜アニメ黎明期、萌えもなく燃えもなく
なんていうか薄口
作画もしょんぼりだし
スタッフ自体がこのアニメをどうしたいのかわからないまま最終回まで進んでしまった感がある
その「どうしたらいいかわからなさ加減」はオープニングアニメを見てもわかる
キャラクターに魅力があるアニメじゃないのに普通の深夜アニメみたいなオープニングにしたいがために
全然重要じゃない一回しか出てこないようなキャラをまるで大ボスとか四天王みたいな感じで描いちゃってる
「固まってないな～」と思わせる内容
まあ実際見てくださいや
Bartender (Anime) - Episode 01 - "Bartender" (English Sub - HD)
ここに出てる人らほとんどが一回ぐらいしか出てきませんからね
曲を歌ってるのは既に解散したピアノデュオのナチュラルハイっていう人たちと椎名林檎の兄ちゃんらしいが
ボーカル二人とも声汚い…
男女二人で二人とも声が汚いってどゆこと
椎名林檎の兄ちゃんとか俺は知らんよ別に椎名林檎にも興味ないし
でもって一話目で早くも疑惑のシーン
「一つクイズをよろしいでしょうか」
「世の中に絶対にお客様を裏切ってはいけない仕事があります」
「一つは医師、薬剤師」
「もう一つは、バーテンダー」
「答えは簡単です。なぜバーテンダーと医師がお客様を裏切ってはいけないのか」
「それは、どちらもレシピひとつで毒にも薬にもなるものを売っているからです」
あれー？結局クイズって何？質問と答え噛み合ってなくない？
こんな感じで終始なんとなくで始まって終わります
雰囲気アニメです
なぜこんなアニメを僕は何回も観ているのか
理由の一つに声優が豪華というのがある
深夜アニメに出るような声優じゃないような人たちが出ている
森本レオ、矢島正明(リポビタンDとタイムショックの問題読む人)、家弓家正(しんちゃん温泉わくわく大決戦のドクターアカマミレ)等等…
なんでこんなしょうもないアニメにこんな大御所が…と思うような人選
さらにジャジーな劇伴もあわせて大変お耳に優しい作品となっているので
夜のまどろみタイムに流し見するには最適
私は大学時代、バイト終わりの深夜1時にこれを見ながら焼き鳥喰って晩酌してました。そしたら大幅に太った
原作者の城アラキ、2011年で更新が止まっているブログを見てみると
ちょっと見ただけであまり性格のよろしい方ではないのがわかる…
困った作画、方向性に迷い続けた脚本、豪華声優、性格悪い原作者…
是非皆さんも観てみてください
何が恐ろしいって未だにYoutubeに全話アップロードされて未だに消される気配がないってことです…
製作者ぐらい愛着もってやれよ！
