ジンゴキレア ~ゲロジジイ~

ステーキを肴にビシソワーズを啜る、紳士の洋食ブログ。「とびだせどうぶつの森」は稀代のクソゲーだ!

Evenicle(イブニクル)ランス9 ヘルマン革命

イナズマイレブンは死んだのか?

Sample

かつてはアニメージュでのランキングを総なめにしてきたイナズマイレブンシリーズだが

『ギャラクシー』が終わって以降、アニメもゲームも動きはない

レベルファイブは『妖怪ウォッチ』という新たな(しかも大きく額を上回る)稼ぎ頭を生みだすことに成功したため、今更イナズマイレブンを再始動させることに労力を費やすことに躊躇っているのだろう

たしかにGOのクロノストーン辺りから陰りは感じられ、ギャラクシーでとどめを刺された感はある。ギャラクシーはAmazonで信じられないほどの低価格で売られている。

この衰えの原因は何か。それはシナリオだろうか。

無印では、メインキャラ以外の、脇役や敵役の内面描写や努力も描かれていたように思う。それに対しGO以降は、使えない奴らの活躍は削られ、メインキャラだけをひたすら強化する、強い敵が出てくる、新しい能力に目覚めるの繰り返しだったように思える。化身やミキシマックスが当たり前になってからは、雷門イレブンだけでは敵に勝てなくなり、太陽や未来人原始人の力を借りるはめになってしまった。人気キャラの狩谷や倉間にはせめて化身だけでもやるべきだったのでは。そしてキャラを一新したギャラクシーにて終焉を迎えた。

さて、本当にイナズマイレブンは死んでしまったのかについてだが、私見ではNOである。今が完全に下火であるとはいえ、かつての隆盛を考えると、相当のポテンシャルを持つコンテンツであることは間違いない。現在のレベル5の妖怪推しは金になるからであるが、腐女子人気はそれほどでもないだろう。かわいい人間男キャラがケータくんぐらいしかいないだろうから。腐女子にとってかわいい中学生がわんさか登場するイナズマイレブンは天国なのだ。個人的に考えるギャラクシーの敗因は、登場する地球人が地球代表イレブンに限られ、今までのシリーズで生まれたカップリングが軒並み切り捨てられてしまったことだ。さらに少しさかのぼってクロノストーンでは、時空最強のイレブンを作るという目標が定められ大半が期待した、かつて敵だった子たちが味方になるという展開ではなく、なぜか歴史上の人物+ザナークというショボボーンな流れ(豆腐の悪魔も追加)になってしまったのも敗因だろう。つまり、可愛い男の子たちが、勝って負けてがんばって苦悩してアツイ勝利をおさめれば、腐女子のお姉さんも私も満足なのである。

妖怪ウォッチブームが去れば、きっとまたイナズマイレブンに目が向けられる可能性もあるだろう。そのときまで期待して待とう。

もしくは対象年齢を上げた深夜アニメとして、ちょっときわどい男の子の描写を増やせば人気は爆アゲになるかもしれない。

うたの☆プリンスさまっ♪All Star After Secret