概要：日本を代表する料理番組。50年以上の歴史を持つらしい。『ビギナーズ』はきょうの料理が終わった後に放送される5分番組。本編とは違いアニメ。
ポイント
・BGMなしって落ち着く
・後藤アナ
・意外とバラエティ豊か
数多くの死線を潜り抜けた伝説の傭兵のコメント
料理に興味のある人しかわざわざこの番組は見ようとしないかもしれないが、それは勿体ない。包丁で食材を切る音、フライパンで炒める音、お湯を沸かす音など、見ているとなんだか幸せな気分になれる番組。放送時間は基本的に夜9時、再放送が翌日の昼11時と、裏番組はしょうもない番組ばかりなので、この時間帯に見て一番有意義な番組だと思う。
そしてこの番組に欠かせないのが、先生の横で解説をするアナウンサーなのだが、中でも後藤繁榮アナは個性が強い。落ち着いた優しい語り口が特徴なのだが、隙を見つければダジャレを放りこんでくる。「鶏肉だけに、チキンと」はあまりにも有名。「スイスの人というとスイスイ歩いてる印象がありますが」など、NHKのアナウンサーとは思えないほどくだらなさすぎるクオリティのダジャレをぶつけてくるが、慣れてくるとそれが待ち遠しくなってくるから不思議。言われた先生はというと、大笑いしたりダジャレ返ししたり「フフっ」っと流したりとそれぞれまた個性を見せてくるので目を離せない。ダジャレ返しは土井 善晴先生が得意としている。それらをまとめたサイトも確かあったので気になった人は参照のこと。
また、ただスタジオで料理を作るだけの番組と誤解されがちだが、実は一週間ずっとスタジオだけで済ますのはかなり稀で、海上自衛隊の船でカレー作りを見学したりグッチ裕三が地方を回ったりとかなり引き出しが多い。
『ビギナーズ』は、老婆の高木ハツ江が娘や孫に料理の仕方を教えたりご近所さんに料理を教わったりとする番組。5分しかないのでさっさと終わるが、キャベツの千切りの仕方をこの番組で覚えたのは私。
